脊椎・骨盤矯正と手技療法

脊椎・骨盤矯正と手技療法

2016年9月13日
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見落としてはならない背中の痛みを発症する病態。
急性の圧迫徴候を伴う骨の症状や骨髄AVM破裂が原因のクモ膜下出血、膿胸、感染性心内膜炎、胆嚢の炎症、総胆管の結石、急性の膵炎、腎盂腎炎、大動脈解離(だいどうみゃくかいり)、腹部大動脈瘤、腎梗塞、急性の溶血反応が考えられます。
整形外科疾患疾患で見誤ってはならないのは脊髄圧迫を伴うものです。 脊髄圧迫は膀胱障害・直腸障害で鑑別すると良いといわれています。
シビレていどでは神経根症状の起こっている割合が高い。
麻痺が現れているときは腰部(ようぶ)の症状は主訴にならない。
突然の手術になるのは脊髄圧迫で生じた脊髄損傷または馬尾神経症候群、腹部大動脈破裂と急性大動脈破裂(きゅうせいだいどうみゃくはれつ)がある。
普段の診察では背中の痛みは内科的な疾患を見のがさないように気を付ければいい。
整形外科的な病変ならば過去の既往歴(急性・慢性)や稼動域の制限(制限が無いケースでも疼痛増加・減少するのかなど)、骨を叩いた時の痛み、ラセーグ徴候、X線画像検査を見れば決定診断がつくことが多い。
さらに、外科的な病気であるなら発熱、悪寒とかは大体存在しない。
No.51
緊急性はないけれども注意するべき疾患
悪性腫瘍の骨への転移や腸腰筋の膿瘍、椎間板病変、背骨の圧迫骨折、脊柱管狭窄症、などがあげられる。 上と下の椎骨がぶつかり、後根神経節をはさんで強烈な振動痛や夜の痛みが発生する椎間孔狭窄症もここ最近治療家に注目されています。
No.52
神経学的診察
脊柱、脊髄の疾患が憶測できたケースは神経学的検査の知識と経験を使って解剖学的判断や画像診断を試すひつようある。 下肢への放散痛が出現している状況には、椎間板ヘルニアの可能性が出て来る。 椎間板の病変は90%ほどががL4/L5椎間板か腰椎5番・仙骨1番椎間板に出るとされている。
脊椎・脊髄の解剖学的な特徴から腰椎4番・腰椎5番椎間板障害原因であればL5だけの異常かL5とS1の症状が予測され、L5・S1椎間板の症状S1のみの異常となります。
障害された神経根を探し出すには反射(はんしゃ)、筋力(きんりょく)、知覚(ちかく)らを調べるべきです。
No.53
反射
膝蓋腱反射:L4神経根が主に関連している。 この神経が低下すれば腰椎4番機能障害などを考慮する。
アキレス腱反射。 S1神経根が大きく関連している。
この神経が機能低下すればS1障害などを考える。
No.54
知覚
腰椎4番。 脛骨稜(スネ)の内側。
L5、脛骨稜(すね)の外側。
第1指と第2指の間。
仙骨1番。 足のうら、外くるぶしの下。
No.55
筋力
腰椎4番:足関節の内反と背屈。
L5:足の指の背屈。
仙骨1番、足首関節の外反と底屈、足趾底屈。
上記のような神経学診断より解剖学判断をすることができる。
さらに定性的な診察方法には神経根症状を観る誘発テストなど有効です。 特に使われているのがラセーグ検査(ストレート・レッグ・レイズ)と呼ばれるもので仰向けの状態で膝関節を伸展した状態で下肢を挙上する。 殿部~膝の下に痛みを発現したらL5,仙骨1番の神経根症状が存在するということになる。
持ち上げた脚の反対側が痛みがでる事がありクロスSLRと言われています。 FNS検査と言われるものもあり腹ばいの姿勢で膝関節を屈曲し下肢を持ちあげる検査方法。
腰椎3番,L4の神経根が障害されていると大腿前面に苦痛が走る。
No.56
鑑別診断
脚の放散痛がでている時は椎間板の病変以外の原因を疑う必要があります。
頭に置く所には骨盤・股関節である。
股関節の疾患のときは股関節ががいせんで拘縮することがたいはん、あおむけで内旋障害が出る場合がおおい。
骨盤病変、特に仙腸骨関節を診断するにはニュートン・検査が有用なんです。 これは仰向けで腸骨を左右の後方へ押圧し、恥骨を後方へ圧迫する、続けて腹ばいで仙骨を圧迫する方法です。
疼痛が出現したら異常ありで仙骨の疾病が可能性を考慮することができる。
No.57
治療
画像診断で判断がついた場合は手術の適応などが考慮されるが、急性腰痛症だけの決定診断のケースは以下の対処方法が考えられる。
基本的には筋肉を鍛えて、痛くならないようにすること以外対処法が無く、腰のサポートをすること以外にできることはあまりない。
安静にすれば体の獲得した自然治癒を働かせ21日程度~3ヶ月以内に自然回復することが大半である。
だがしかし、体を使わないようにすることができず好くならないうちに労働を再開したことで再度傷めてそれ以降慢性的な腰痛にしてしまうケースも多くある。
外科手術が必要なのはひどい椎間板の病変(下肢の感覚の麻痺や運動麻痺の重症のもの)や癌があるときです。 強い「急性腰痛症」の為、治療方法、施術方法には安静にして様子を見るか、安静+湿布+鎮痛剤(パラセタモール、非ステロイド性抗炎症薬)くらいで消極的なものが普通であります。




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