脊椎矯正と手技療法

脊椎矯正と手技療法

2016年10月20日
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見誤ってはいけない腰背部痛を発症する疾病。
急性の圧迫症状を伴う骨の病気や骨髄AVM破裂によるクモ膜下出血、膿胸、感染性の心内膜炎、胆のうの炎症、総胆管結石、急性膵臓炎、腎盂腎炎(じんうじんえん)、大動脈解離(だいどうみゃくかいり)、腹部大動脈瘤、腎梗塞、急性の溶血反応などが考えられます。
整形外科疾患病変で見損じてはいけないのは脊髄圧迫を伴うものである。
脊髄の圧迫は膀胱直腸障害で鑑別するといい。 痺れ位では根症状の起こっている可能性がたかい。 麻痺のある場合には腰(こし)の症状が主訴にならない。
突然の手術となるのは脊髄の圧迫からの脊髄の損傷又は馬尾症候群、腹部大動脈破裂(ふくぶだいどうみゃくはれつ)と急性大動脈破裂がある。
通常は、背中・腰の痛みでは内科疾患を見落とさない為に気を付ければ良いのである。
整形外科的な病気ならば既往歴(急性、慢性)や可動域制限(制限が無いケースでも苦痛増加・減少するのかなど)、骨を叩いた時の痛み、ラセーグ徴候、レントゲンなどを観れば確定診断ができることがたくさんある。
さらに、外科的な病気であるなら発熱、寒気はおおよそないことが多い。
No.51
緊急性はなくても注意してほしい病態
悪性腫瘍の骨への転移や腸腰筋の膿瘍、椎間板病変、椎骨の圧迫骨折、脊柱管の狭窄、があげられます。 上と下の椎体が接し、神経根を噛んで強い振動痛や夜間の痛みが現れる椎間孔の狭窄も最近治療家に注目されているようです。
No.52
神経学的診察
背骨、脊髄疾患が推察できたケースは神経学的検査の知識を使って解剖学的な判断や画像診断をするひつようあります。 脚へ放散痛が認められる時には、椎間板異常の可能性がでてくる。
椎間板の損傷は90%ほどががL4/L5椎間板か腰椎5番・仙骨1番椎間板に発生するという。 背骨・脊髄の解剖的な特質からL4・L5椎間板の障害原因の場合L5のみの障害かL5とS1の異常が考えられ、腰椎5番・仙骨1番椎間板の障害ならば仙骨1番のみの異常となります。 障害された神経根を見つけるには知覚、筋力、反射など調べる必用があります。
No.53
反射
膝蓋腱反射。 L4神経根が関連している。 これが機能低下すれば腰椎4番神経機能障害などを可能性を考える。
アキレス腱反射、仙骨1番神経根が主に関っている。
これが機能の低下を起こせばS1機能障害を考える。
No.54
知覚
L4、脛骨(すね)の内側。
L5。 脛骨(すね)の外側。
第1指と第2指の間。
S1。 足のうら、外果の下。
No.55
筋力
腰椎4番。 足首の関節の内反と背屈。
L5、足趾の背屈。
仙骨1番:足首の関節の外反と底屈、足趾底屈。
これらの神経学所見によって解剖学診断を行うことができる。 より定性的なテスト方法として根症状を診る誘発診断なども有用です。
もっとも有用なのがラセーグテスト(SLRテスト)とという検査で仰臥位(ぎょうがい)で横になって膝を曲げない状態にして下肢を挙上する。
お尻~膝の下に疼痛を発現したら腰椎5番,S1の神経根症状があるということです。 持ち上げた脚の反対の方が痛みが出ることがありCrossed SLRという。 FNS診断と言われているものもあり腹ばいの姿位で膝を曲げて脚をもちあげる検査。
L3,L4の神経根が侵害されていると大腿の前面に痛みが感じられる。
No.56
鑑別診断
下肢放散痛がでているケースは椎間板の異常以外の病気を疑う必要性がある。
可能性を考える場所は骨盤・股関節などである。 股関節の疾患の時は股関節ががいせんで拘縮する場合おおく、仰向け姿勢で内旋障害が出る状況がたいはん。
骨盤の疾患、特に仙腸骨関節をテストするにはニュートンの試験が効果的です。
このテストは仰臥位で腸骨を左右後方へ圧迫し、恥骨を後ろへ圧迫する、さらにうつ伏せで仙骨を圧迫する方法です。
痛みが感じられたら陽性で仙骨の病気が疑うことができる。
No.57
治療
レントゲンやCTやMRIで決定診断がついた時は外科手術の対応画像診断考えられるが、急性腰痛症だけの確定診断の場合は次のような対処が考えられる。
基本的には筋力を強くし、痛みが出ないようにするやり方以外方法がなく、腰のサポートをする事以外にできることはない。 動かないようにすれば体の持つ治癒力を使って21日間ほど~12週以内に自然に治る場合が大多数である。 だが、体を使わないようになれず回復しないうちに労働などを再開したことで再度発症してそれ以後慢性的な腰痛にしてしまう場合も珍しくない。
手術が必須なのは重度の椎間板異常(下半身の感覚鈍麻や麻痺症状の重い症状のもの)や腫瘍とかがあるときに適応。
強烈な痛みの「急性腰痛症」であるがために、治療・施術方法は安静にして経過を観察するか、湿布、鎮痛剤、安静(パラセタモール、非ステロイド性抗炎症薬)ほどで消極的なやり方が一般的であります。




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