手技療法と骨盤矯正

手技療法と骨盤矯正

2016年11月19日
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見損じてはいけない腰背部の痛みを発症する病態。
急性の圧迫症状をともなう骨の疾病や骨髄AVM破裂が要因のクモ膜下出血、膿胸、感染性の心内膜炎、胆のう炎、総胆管の結石、急性膵炎、腎盂腎炎(じんうじんえん)、大動脈解離(だいどうみゃくかいり)、腹部大動脈瘤(ふくぶだいどうみゃくりゅう)、腎梗塞、急性溶血反応らがあげられる。
外科的疾患症状で見損じてはいけないのは脊髄圧迫を伴うものである。 脊髄の圧迫は膀胱直腸障害で鑑別すると好い。
シビレ位では神経根症状の起こっている割合の方が高い。 麻痺の見て取れる場合では腰の症状が主訴になりません。
緊急の手術になるのは脊髄の圧迫で生じた脊髄の損傷または馬尾神経症候群、腹部大動脈破裂(ふくぶだいどうみゃくはれつ)と急性大動脈破裂があります。
初診時は、腰背部の痛みでは内科的な病態を見逃さないために気を付ければ良い。 外科的な病気ならば過去の既往歴(急性・慢性)や可動域制限(制限が無い場合でも痛みが増加・減少するのかなど)、骨叩打痛、ラセーグ徴候、レントゲンを観れば判断ができることがたくさんある。
また、外科的病気なら熱、悪寒は比較的ない。
No.51
緊急性は無いものの注意してほしい疾病
悪性新生物の骨転移や腸腰筋の膿瘍、椎間板ヘルニア、椎骨の圧迫骨折、脊柱管狭窄症、らがあげられます。
上と下の椎骨同士が接触し、後根神経節をかんでとても強い振動痛や夜の痛みが出る椎間孔狭窄症もこのところ医療機関で注目されています。
No.52
神経学的診察
脊椎、脊髄疾患が予想された状況は神経学の検査の知識を用いて解剖学的な判断やCTやMRIを行う必要がある。
下肢への広がる疼痛が見られるときには椎間板損傷の見込みが出て来る。
ヘルニアは9割位がL4・L5椎間板かL5/S1椎間板に発生すると言うことです。 背骨・脊髄の解剖的な特徴からL4/L5椎間板の障害原因の場合L5のみの障害かL5とS1の障害が予測され、L5・S1椎間板の症状仙骨1番のみの障害となる。
障害された神経根を探すには反射(はんしゃ)、知覚(ちかく)、筋力(きんりょく)などをテストするべきであります。
No.53
反射
膝蓋腱反射。 L4神経根が関係している。 この神経が機能の低下を起こせば腰椎4番障害などを疑う。
アキレス腱反射、S1神経根が関係している。 この神経が低下すればS1障害を考える。
No.54
知覚
L4:脛骨(すね)の内側。
腰椎5番。 脛骨(すね)の外側。
第1指と第2指の間。
S1:足のうら、外果の下。
No.55
筋力
L4、足首関節の内反と背屈。
腰椎5番:足の指の背屈。
S1、足関節の外反と底屈、足趾底屈。
これらの神経学的検査より解剖学判断をすることが可能です。 より定性的なテストとして神経根症状を観る誘発診断なども利用できます。 特に利用できるのがラセーグ徴候(ストレート・レッグ・レイズ)とというテストであおむけで寝て膝を曲げない状態にして脚を持ち上げる。 殿部から膝の下に痛みを発したら腰椎5番,S1の根症状がある証拠です。
挙上した脚の反対の側が痛みがでることがありクロスSLRと言う。 FNS検査といわれるものもありうつぶせの体勢で膝関節を曲げ下肢をもちあげる検査。
L3,腰椎4番の神経根が障害されていると大腿前面に症状がはしる。
No.56
鑑別診断
下肢の放散痛が現れるときも椎間板の損傷ではないそれ以外の要因を頭に置く必要性がある。
念頭に置く箇所として骨盤や股関節です。
股関節の病態の場合は股関節ががいせんでこうしゅく時おおく、仰臥位で内旋障害が出るケースがたいはん。
骨盤の病変、とくに仙腸骨関節を検査するにはニュートンテストなどが有用です。
この検査方法は仰向けで腸骨を左右の後方へ圧迫し、恥骨を後ろへ押圧する、続けてうつ伏せで仙骨を押すテスト方法です。 痛みが感じられたら陽性で仙骨病変が考慮できる。
No.57
治療
画像診断で診断がついた時は外科的手術の対応画像診断考えられるが、急性腰痛症だけの診断のときは次の方法が考慮される。
基本的には体力を鍛えて、痛みが出ないようにすること以外どうしようもなく、サポートをすることのほかににできることはあまりない。 体を使わないようにしていれば人体の獲得した治癒能力を使って3週間程度-12週間以内に自然に改善するケースがほとんどです。
だがしかし、安静にすることができず治らないうちに作業などを再開することで再度悪くしてそれ以降慢性的な症状にしている事例も普通にある。
外科的手術が必須なのは重症の椎間板障害(下肢の感覚鈍麻や運動麻痺の重症のもの)や腫瘍とかがある状況に適応。 強烈な「急性腰痛症」なので、治療方法、施術方法には安静にして様子を見るか、鎮痛剤+安静+湿布(パラセタモール、非ステロイド性抗炎症薬)ほどで保存的な対処が一般的である。




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