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2018年8月4日
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腰痛の治療


腰痛(ようつう)とは、ウェスト部に疼き、発赤などを感じ取る様を指す一般的に使用される言葉。

世界の腰痛事情。
国で行政や学会の方針、カルチャーや暮らしや習慣が違っても、腰の疼痛の罹患率は、おおむね同じである。 WHO世界保健機構の文書ではこのように言っている。 「腰部(ようぶ)の痛みの発症する確立や有病割合は世界中のあちこちおおよそ一定です。 腰(こし)の痛みは、各国で仕事を休業する原因のナンバーワン」。
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姿勢による腰痛の予防。
腰部の疾病の要因は姿勢にあるとの1976年のナッケムソンの発言以降、欧州ヨーロッパでは職務中・家事労働中などの対策がされている。
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急性腰痛のガイドラインんでは…。
2004年の欧州委員会の腰の症状診療ガイドラインでは、欧州ヨーロッパにおける腰部の病気の一生涯罹患率は84%で、有病割合は23%になります。

米国での腰痛事情。
アメリカでも、おおくの人の腰(こし)の病気は、原因をつかめない原因不明の腰痛です。 この内容についてナッケムソンははっきりとアカデミーの問題を指摘している。
アメリカでは腰部の痛みが原因で、1年間に日本円で1000億円以上が医療費として使われていると計算されています。

日本の腰痛事情。
日本でも腰の病気が自覚症状のある患者の比率でトップ(もっとも多い症状)で、日本人の80%以上が腰(こし)の疾患を体験しています。 多くの人は腰部の病気を訴えているが、レントゲン・MRI診断で異常個所が見当らない事も数多い。
異常部位があるとしてもそのことが腰部(ようぶ)の症状の要因でない事もあり、腰の疾患患者の80%が病原箇所が分からない(原因を特定できない腰痛)。

筋骨格系の腰痛と、それ以外の腰痛の割合。
腰(こし)の痛みのうち、骨折、感染症、がん、変性疾患など、要因特定のはっきりしているものは1.5割程度であり、それ以外の85%程度は、原因箇所の判断できない非特異的腰痛である。 画像検査で病変部位が、見つかったとしても、その箇所が腰部の疼痛の要因のであるとは特定できません。
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年配者の腰痛
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄は、年寄りにはとてもありふれており、レントゲンやCTやMRIで、多くのお年寄りには認められるが、たいていのケースは、それは腰部(ようぶ)の病気の原因ではありません。
そのことは、ときどき手術を行う理由にされるが、その外科的手術が成功して結果的には腰の痛みが消失することは多くないのである。

緊張性腰痛(筋肉を原因とした、筋筋膜性腰痛)。
筋繊維などによけいな力が加わることで、筋肉が緊張するためにに引き起こされる腰(こし)の症状なのです。 限度を超えた負荷を強いられると、交感神経は常に優位になり活性化し緊張を強いられ、余計な他の筋肉繊維も力が入る。 その結果傾いたバランスを適応しようと腰の筋繊維かかる力が大きくなり、腰痛が発現する。

慢性腰痛。
腰部(ようぶ)の痛みが、3ヶ月以上継続する時、慢性腰痛です。 心理的な不安や心理的なストレスなどの心因性因子のかかわりがあります。 急性腰痛から慢性的な腰部の症状への変化は、しばしばイアトロジェニックであるとされていますであるようです。

イアトロジェニック病って?。
アメリカ人の死亡の原因の三大原因の一つにイアトロジェニック病というものがあるようです。
1位は心疾患2位は悪性新生物そして3位がイアトロジェニック病だそうです。
イアトロジェニック病という病はわかりやすく言うと、医者の治療で起こされた死です。 医療ミスや薬品手術などが要因となる死です。

危険な腰痛。
危険性の高い腰痛の種類には、死亡する危険性の高い腹部大動脈瘤や大動脈解離、場合によっては死亡する危険性の腎梗塞、急性膵炎、排尿と排便がしにくくこともある馬尾症候群などが挙げられる。 注意を要する腰痛としては、結核性脊椎炎、化膿性脊椎炎椎間板炎などの脊椎感染症や、多発性骨髄腫や癌の骨転移などの悪性腫瘍の骨病変などがある。

非特異的腰痛を来たしやすい要因。
メンタル的要素(職場への不満、不安、緊張、、抑うつ)。 太りすぎ(BMI)。 妊娠後期(赤ちゃんを出産後腰痛は軽快する)。
腰に力のかかる職業(重量物の運搬、介護運転手)。
運動不足。 腰痛の男女比は、そんなにない。
左右の脚長差は、あまり腰痛の原因になりません。

欧州の腰痛のガイドラインによれば…。
ヨーロッパでのガイドラインによれば、腰痛は、疾病でなく、症状である。
腰痛の原因は、腰部に過剰な負担のかかる体の使い方による椎間板・神経・腰椎などの障害、新生物などの特異的疾患による障害、の2つである。

腰部に負担のかかる動作と腰痛。
腰部にストレスのかかる体の使い方は、脊椎・神経・腰椎などの障害を引きおこす。
整形外科医ナッケムソンは、腰痛の原因を腰部に過剰な負荷のかかる動きと解明した。

危険な腰痛(レッドフラッグ)。
レッド・フラッグとよばれている症状がある場合は、深刻な疾患が発見されるかもしれないのでさらに検査をすることが必要である。

重篤な疾患が発見されれば、すみやかに手術が必要だったり、特別の治療を必要とする可能性があります。 しかし、レッド・フラッグのサインがあったからといって、必ずしも急を要するような病気があるとはかぎらない。
重大な疾病が発見される可能性があるかもしれないというだけで、レッドフラッグを持つおおくの腰痛患者は、危険な、疾病を持っていない。 もしも、レッド・フラッグの徴候が少しもなければ、症状が現れて後4週間以内に、画像診断検査をしたり、臨床検査をすることは、有益ではないことが示唆されている。
証拠証拠大半のレッド・フラッグの有用性は、ガイドラインからは、あまり支持されない。 骨の折れた部分を探しだす方法の最も良い手がかりは、高齢の年齢、ステロイド薬の使用、かなりの負傷などである。 がんを探し当てる為の良い手がかりは、患者の病歴である。 その他の要因を除外できるのであれば、非特異的な腰痛を持つ人は、通常は、要因を断定的に決めることをせずに対症的に治療される。 抑うつや薬の濫用など、診断を複雑化する要因を明らかにする取り組みや、保険の支払いに関する議論は、役に立つ可能性があります。

日本での腰痛のガイドライン。
日本での指針では、次の状況を危険信号としている。
※腰の痛みの発症
歳が20歳より下あるいは50歳以上。
※時間帯や
体の動きに関係ない腰の痛み。
※胸部痛

※がん、
ステロイド治療、エイズ感染の既往。
※栄養失調

※体重減少

※広い部位に
及ぶ神経症状。
※構築性脊椎変形(猫背など)

※発熱


検査。
レッド・フラッグの兆候が見られる場合や、改善されない神経学的な病態が続く時や、ひどくなる症状がある場合には、画像検査を行うのがベストである。
特に、がんや感染や馬尾症候群が疑わしい時は、すみやかにMRIやCTの検査をするのが望ましい。
椎間板の損傷を見つけるには、CTよりMRIの方が少々勝っている。 脊柱管狭窄症を診断するには、両方とも有用です。
また2、3の身体的な検査が有益である。
椎間板ヘルニアでは、多くの患者の場合下肢伸展挙上検査が陽性となる。 腰部の椎間板造影検査は、症状のひどい腰の痛みが継続するケースに、腰の痛みの元の原因となりえる椎間板障害を探し当てるのに有効だろ思われます。 椎間板の造影検査同様に神経ブロックのような治療的手技が、痛みを発する場所を探し出すことを目的で使用されることがある。 前述のように椎間関節への注射、変形硬膜外注射、仙腸関節への注射を、診断するために検査として利用することを支持するいくつかの医学的証拠医学的証拠ある。 他の身体的検査、例を上げれば側彎症の身体検査、筋力低下の検査、神経反射の低下の検査などは、ほとんど使用されることはない。
腰部痛の訴えは、患者が、病院を訪れる最も多い症状の中の一つである。
大半の場合、症状は、2、3週間程度ほどしか続かずに、ひとりでに消えるように見える。 医学会の助言によれば、もしも、現病歴と診察結果が、腰の痛みの要因部位となる特定の疾患の存在を示唆しないのならば、エックス線写真やCTやMRI画像検査不要である。 病院に訪れる患者は、CT検査やMRIによるエックス線による検査を期待することもあるが、レッドフラッグの症候が見当たらないケースでは、そのような検査は不必要である。
決まりきった作業のCT検査やMRI検査は、コストがかかり、病気を良くする効用の無い外科手術をされる可能性が大きくなり、受けるエックス線が体に悪影響をもたらす。 痛みの原因を決定できる腰の痛みは、画像診断の1%以下に過ぎない。 画像診断検査は、腰痛の症状と関係性の無い異常を発見して、不要な他の検査を加えて受けるように患者さんを誘導し、患者を不安にする。
しかし、そうは言うものの、アメリカのメディアの統計の内容では、1994年から2006年までに、腰のMRI検査の検査を受けた件数は、300%を超え、増加した。


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